組紐・組物学会作品・製品展示会(終了分)
第7回作品展示会「日本とアメリカの組紐展」 2023年10月11日〜15日
組紐は世界中に広まりつつありますが、アメリカではアクセサリへの応用が盛んで、特にビーズをあしらった組紐が研究されています。本学会でも、過去に米国組紐協会のエイドリアン・ガスケル氏によるワークショップップが4度開催されています。 2023本年10月に、本学会と米国組紐協会のメンバーは京都工芸繊維大学で合同のワークショップを開催し、併せてアメリカの組紐と日本の組紐の発想の違いや、新しいデザインの潮流を一般の方にも知って頂くことを目的に、表記の展示会を開催しました。
■参加者
出品者:アメリカ人6名、日本人35名、来場者:約400名
■作品
各出展者:1〜12点、参考作品:4点、出土品:3点
■会場:京都市国際交流会館(Kokoka) 2F 共催展示スペース
■日程:写真提出締切(7月31日)、図録校正(9月10日)、懇親会(10月13日17:30〜)、搬入(10月9日10:00〜)、搬出(10月15日16:00〜)
会場の京都市国際交流会館玄関(南禅寺前) | 展示会場(左下は随時開催のワークショップ・コーナー) |
第6回作品展示会 2019年10月13日〜18日
第6回作品展示会は、第4回組紐国際会議(伊賀)のプログラムである「世界の組紐展」として、2019年10月13日〜18日に伊賀市旧崇廣堂で開催されました。会議参加者の個人93名、(日本人54名、外国人39名)の作品を展示するほか、招待枠として亀井三枝子氏、柿元久美子氏の作品、伊賀の組紐工房(4工房)など5グループの作品や研究成果も参考展示しました。展示会場の旧崇廣堂は主会場のハイトピアから徒歩8分のところで便利も良く、広く伊賀市民に無料公開されました。新聞3社の地域版はそれぞれ初日の取材結果を報道し、NHK名古屋と地元CATVでも放映されました。残念ながら、崇廣堂に学会側の受付と説明担当者が常駐できなかったので、来場者からの評価を記録したり、図録の提供などができなかったのが悔やまれます。この様な低セキュリティの展示会場でしたが、幸い展示物の紛失は1件もありませんでした。展示会の詳細は本学会ニュースレター16号を、展示作品の詳細は「世界の組紐展 図録」80頁を参照して下さい。
「世界の組紐展」一般公開 伊賀市旧崇廣堂 2019年10月 | 「世界の組紐展」公開前日 伊賀市旧崇廣堂 2019年10月 |
第5回作品・製品展示会 2017年5月26〜28日 10:00〜17:00
第4回シンポジウムに合わせて、第5回 組紐・組物学会作品・製品展示会が京都工芸繊維大学60周年記念館2階で開催されました。
出席理事が審査員となり、組紐・組物学会学会賞1名、同優秀賞2名、同奨励賞1名が16日に決定され、同日の懇親会の席上で表彰状の授与が行われました。
学会賞は吉田夕子氏の曲がり組紐を含む創作組紐アクセサリ群に、優秀賞は池上かおり氏の結び作品と北原文代氏の法隆寺幡垂飾模作に、奨励賞は吉迫美穂氏の組紐アクセサリ作品に対して与えられました。
Yuko Yoshida | Kaori Ikenoue |
Fumiyo Kitahara | Miho Yoshisako |
組紐・組物学会認定講師作品展示会「遊びの組紐」
組紐・組物学会では、ザイルやバルブの継手などスポーツ・産業分野の組紐、ゴルフシャフトや自動車部品などの繊維複合材料分野の組紐、そして日本をはじめとする各国の伝統の組紐の研究や普及活動を行っています。なかでも日本の伝統の組紐は、その技術を継承するシステムが失われつつあるため、その指導者の育成は急務と考えています。
組紐・組物学会では、2010年から「組紐・組物検定」を実施し、伝統の組紐に関する知識と制作技術を客観的に認定することにより、組紐技術の指導者の育成を目指しています。「組紐・組物検定」は初歩の5級から指導者レベルの1級まで5段階があり、性別・年齢・学歴を問わずに誰でも受験できます。
この作品展示会では、この検定の最難関の1級試験を突破して組紐・組物学会認定講師となった会員の作品を学会外の方にも広く公開し、組紐の魅力と新しい可能性をご紹介するものです。
2014 | 2016 | 2018 | |||||
小嶋博子、西 幾代、丸山文乃 |
岡本睦子、清澤澄江 |
三上扶実子、銭谷信子、吉田有夫子 | |||||
会期:2016年2月12日(金)〜17日(水) 主催:組紐•組物学会 |
会期:2017年5月26日(金)〜28日(日) 主催:組紐•組物学会 |
2019年7月20日ブックレット刊行 展示会:未定 |
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組紐・組物学会作品・製品展示会
第4回作品・製品展示会 2015年5月15〜17日 10:00〜17:00
第3回シンポジウムに合わせて、第4回 組紐・組物学会作品・製品展示会が京都工芸繊維大学センターホール2階で開催されました。
出席理事が審査員となり、組紐・組物学会学会賞1名、同優秀賞2名、同奨励賞1名が16日に決定され、同日の懇親会の席上で表彰状の授与が行われました。
学会賞は小嶋博子氏の「丸台でリバーシブルの紐を組む」でした。また、優秀賞は青柳淑恵氏の綾竹台作品と藤岡知子氏の円形唐組およびアンデスの組紐作品に、奨励賞は宮原万里子氏の中尊寺組と唐組作品に対して与えられました。
Hiroko Ojima | Yoshie Aoyagi |
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Tomoko Fujioka | Mariko Miyahara |
第3回作品・製品展示会 2013年5月24〜26日(詳しい写真)
第2回シンポジウム会場では第3回 組紐・組物学会作品・製品展示会が開催されました。
廣澤浩一、多田牧子、渡辺一生、小嶋博子の各理事が審査員となり、組紐・組物学会学会賞1名、同優秀賞2名、同奨励賞1名が24日に決定され、25日の懇親会の席上で表彰状の授与が行われました。
学会賞は古澤陽子氏のBraid-in braid技法応用作品でした。また、優秀賞は菊川啓志氏の円形唐組&綾竹台作品と戸根絹代氏の唐組作品に、奨励賞は学生フォーミュラ・チームの業績に対して与えられました。
Yoko Furusawa | Keishi Kikugawa |
Kinuyo Tone | KIT Student Formula Team |
第2回作品・製品展示会 2012年5月22日〜5月27日(詳しい写真)
6月の総会、ワークショップに合わせて第2回作品・製品展示会がみやこめっせ2階の美術工芸ギャラリーで開催されました。
作品の出品者は35名1グループ、製品・複合材料の出品は4社2グループでした。仲井朝実、多田牧子、渡辺一生の各理事が審査員となり、組紐・組物学会学会賞1名、優秀賞2名、学会奨励賞1名が22日に決定され、25日の懇親会の席上で表彰状の授与が行われました。
学会賞は岡本睦子氏の雪の結晶のような丸い唐組でした。また、優秀賞は尾崎嘉代氏の組紐プレートを使ったジグザグ形のアクセサリー作品と清澤澄江氏の8桁10菱の唐組に、奨励賞は甲田しのぶ氏の唐組によるネクタイと飾り袋に与えられました。
Mutsuko Okamoto | Sumie Kiyosawa |
Kayo Ozaki | Shinobu Koda |
第1回作品展 2011年4月22〜23日(詳しい写真)
第1回シンポジウム会場では第1回 組紐・組物学会作品展が開催されました。
廣澤浩一、多田牧子、渡辺一生の各理事が審査員となり、組紐・組物学会学会賞1名、優秀賞2名、学会奨励賞1名が22日に決定され、22日の懇親会の席上で表彰状の授与が行われました。
学会賞は田中スガヨ氏の9ヶ月をかけて組み上げた広幅の唐組でした。また、優秀賞は小嶋博子氏の芸術的な作品と田中晴野氏の松ぼっくりのような籠に、奨励賞は安田栄子氏の薄い広幅のショールに与えられました。
Sugayo Tanaka | Hiroko Ojima |
Haruno Tanaka | Eiko Yasuda |